5-01 Redux(2) #5X02(帰還 その1) ワシントンD. C.発!国防総省の秘密倉庫でモルダーが見た物とは!? 4-24[Gesthemane](1)の続き。モルダーが嘘を真実と思い込み、真実を嘘と思い込んだ挙句拳銃自殺を図った、と報告したスカリー。 だが実際にはモルダーは生きており、顔に銃弾を浴びて死んだと思われていたのは国防総省に勤める男だった。彼はスカリーがXファイル課 に配属されてからずっとモルダーの部屋を監視していたのだ。やむなく彼を銃殺したモルダーはこの隙に、国防総省職員マイケル・クリッチガウの 手引きの元、スカリーのガンの特効薬を探すために国防総省の深部へと潜入していく。一方スカリーは彼女が集めたあらゆる証拠から犯人は上司の スキナー副長官である、と審問会で告発する直前に鼻血を流して気絶する。モルダーは厳重な警戒網を突破しついに目標の物を見つけてローンガン メンに分析してもらうとそれはただの水だった・・・。 ジェラルドマー・フィルムフェスティバル賞受賞(Gerardmer Film Festival Winner) Date:2 Nov 1997
Written by Chris Carter
Directed by Kim Manners
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5-02 Redux?U(3) #5X03(帰還 その2) ワシントンD. C.発!癌の病に冒されたスカリーを救う手だては!? 4-24[Gethsemane](1)、5-01[Redux](2)の続き。モルダーが生きていたという事を知った上司のプレビンス課長は緊急に彼を呼び出し、 この異様な事態の全容を明かすべく査問会に出席し、その場で陰謀を企てた犯人としてスキナー副長官を指せ、と言う。一方スカリーも見舞い に来たモルダーにスキナーが怪しいと告げる。モルダーの監視について、スモーキングマンは自分が出し抜かれたと察知し組織の仲間に警告して 去った後、その仲間は手下に指示を与える・・・。スモーキングマンと再会したモルダーは彼から国防総省の深部で発見したケースの効果を聞き 出しているところに赤い光線で照準を合わせる狙撃者がいる。審問会当日、モルダーは遅れながらも出席し、休憩を取りたいと言うスキナーの 提案を蹴って本題に入る。一方彼の部屋ではスモーキングマンが侵入し幼い頃のモルダーと妹サマンサの写真を見ていたがふと別の何かに気づいて その方向を見上げるとそこには・・・。 Date:9 Nov 1997
Written by Chris Carter
Directed by Kim Manners
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5-03 Unusual Suspects #5X01(非前科者たち) メリーランド州発!”彼ら”が一番最初に関わった政府の陰謀! 時は1989年に遡る。通報を受けて倉庫に駆けつけるとそこで3人の男と裸のFBI捜査官を一人発見する。取調室で3人のうちの1人で、政府 の職員だったバイヤーズに話を聞く。彼と他の二人、ラングリーとフロヒキーとはあるコンピューターコンベンションセンターで出会った。その 会場で同僚といたバイヤーズの元に一人の美女がやって来る。彼女は暴力を振るう夫を避けながら娘を探していたと言う。だが実は政府の職員と して勤めていたが同僚を全員殺されて犯罪者リストに載せられFBI捜査官に追われていたのだ。3人は彼女に協力して軍が開発した新兵器があると 疑われる例の倉庫に向かうがそこで彼らが目にしたものは・・・。 Date:16 Nov 1997
Written by Vince Gilligan
Directed by Kim Manners
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5-04 Detour 5X04(迂回) フロリダ州発!長い歴史とともに自然に順応した生物が人を襲う! 土地開発の地質調査のために森に来ていた調査員二人が消息を絶った。また、近くの家の住人もこの森で消息を絶ったという。たまたまその 近くをパトカーで同僚と通りかかっていたモルダーとスカリーは地元警察と協力して捜査を進めていく事になるが相手の姿が全く見えない事に驚く 。だが地元警察の科学班が持つスキャナスコープには温度反応が見られる。捜索するうちに地元警察の人間たちが次々と姿を消し今度はスカリーが 姿をくらます。この森には450年前に渡米を果たしたポンセ・デ・レオンのような冒険者たちが森に迷い、その後長年にわたって住むようになった という事が丸太の年輪から推測されている。 Date:23 Nov 1997
Written by Frank Spotnitz
Directed by Brett Dowler
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5-05 The Post-Modern Prometheus #5X06(現代版プロメテウス) テネシー州発!狂気の科学者が生み出した現代版フランケンシュタイン!
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5-06 Christmas Carol(1) #5X05(クリスマスキャロル) カリフォルニア州発!スカリーと少女エミリーを結びつけた故姉メリッサの声! 兄ビルの奥さんの出産をクリスマスとともに祝いに家にやって来たスカリーに妙な電話がかかってきた。電話の声によれば近くの民家で人間が 死にかけているのだと言う。スカリーはその声に聞き覚えがあり、それは死んだ姉メリッサの声だと言う。電話の番号を調べてその家へ行ってみると 既に女性が死亡しており警察が捜査にあたっていた。彼らが言うには受話器はずっと外れていたそうだ。亡くなったのは母親で、残る父親が娘の エミリーという少女と一緒にいるのだが、家からは女性の殺害に使用されたと見られる注射器が見つかる。主人の話によればエミリーの病気を治す ためで、彼女は重度の病気にかかっていて製薬会社の実験治療のためにその注射器が支給されたのだというが・・・。そしてスカリーはエミリーの DNA検査を他のあるサンプルのDNAと比較してほぼ一致する事を確認し、エミリーがメリッサの娘だという事を母に知らせる。だが後になってその 検査結果が間違いである事が分かる。エミリーは一体誰の子なのだろうか・・・。 Date:7 Dec 1997
Written by Vince Gilligan, John Shiban, Frank Spotnitz
Directed by Peter Markle
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5-07 Emily(2) #5X07(エミリー) カリフォルニア州発!製薬会社の実験台にされた幼い少女! モルダーと一緒にエミリーのいる施設にやってくるスカリー。そこでモルダーからエミリーの出生にまつわる話を聞く。話によれば彼女は政府が 作り出したのだという。だがスカリーは彼女は自分の娘で、自分が彼女を守ると明言する。そして裁判所へ養子申請の手続きに向かい、モルダーは スカリーを精一杯擁護する。そしてエミリーの病状が悪化したのを察知し、病院に移そうとして首筋に緑色の出来ものがあるのを発見する。医師に よれば彼女の首には腫瘍ができているとのことだ。その後彼女の首筋を注射で打った看護婦が首筋から放出された謎の緑色のガスを吸って死亡する。 自社の利益しか省みない製薬会社のコルドロン医師についに激昂したモルダーは彼に暴行スレスレの行為を働く。それに恐怖を感じた医師が逃げ 込んだ先は・・・。一方病院でエミリーの看病を続けるスカリーは彼女の腫瘍が徐々に広がっているという事を知らされる。最終的に医師から 、死の運命にありながら痛みが無いのが不幸中の幸いと聞かされ、かえって絶望する。 Date:14 Dec 1997
Written by Vince Gilligan, John Shiban, Frank Spotnitz
Directed by Kim Manners
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5-08 Kitsunegari 5X08(狐狩り) ヴァージニア州発!再び迫りくるサイキックパワーの正体は!? かつてモルダーとスカリーが命がけで逮捕し”プッシャー”というあだ名を持った、刑務所で服役中のロバート・モデールが、歩くのもやっと だという瀕死の重傷でありながら刑務所を脱獄した。本人は重傷のためそう遠くへは行けないはずだが正門から堂々と出て行ったという。その後、 モルダーが彼を発見して1対1で対峙するが何もされずに逃げられてしまった事から何かがおかしいと感じ取る。話によれば彼が脱獄する日の数日前 に何度か同じシスターが彼に面会に来ていたという。 Date:04 Jan 1998
Written by Vince Gilligan, Tim Minear
Directed by Daniel Sackheim
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5-09 Schizogeny 5X09(分裂症発祥源) ミシガン州発!虐待された人間の怨念がのり移った木々! 最近葉枯れ病の果樹園の手入れに悩まされている農夫が泥に埋もれ、最終的に大量の泥を飲み込んで死んでいった。その場には彼の息子がいた という。母親によれば事件の直前、彼は息子に仕事の手伝いをさせようとしたものの普段おとなしい息子に逆に大声をあげて反抗されたそうだ。 その息子には同じ学校に通うリサと同じセラピストに通っていて、父親が死んだ時に反抗を見せたのもこのセラピストからの教えだと言う。この セラピストはかつて父親から虐待を受けていた経験があるという。 Date:11 Jan 1998
Written by Jessica Scott, Mike Wollaeger
Directed by Ralph Hemeckler
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5-10 Chinga #5X10(感情爆発) メイン州発!持つ者の感情を具現化する不気味な人形! 田舎町のスーパーで店内の人々がそろって目を掻きむしって目から血を流しているのを、通りがかりで休暇中のスカリーが発見した。彼女が地元 の警察から話を聞くとその町には魔女と呼ばれる女性がいて、その女性が人形を抱えた娘と一緒にスーパーの中を歩いている姿が監視カメラに 映っていた。しかも目を掻きむしっていないのは彼女らだけだった。その後彼女の娘の周りで次々と人が変死していく。彼女の夫はかつて漁師だった が海で人形を引き上げてから3日後に死んだのだという。その時の人形が今彼女の娘が常に肌身離さず持っている人形のようだ。一方モルダーは・・ ・自宅のアパートでぶらぶらと遊びながらスカリーを助けている・・・ように見える。 Date:8 Feb 1998
Written by Stephen King, Chris Carter
Directed by Kim Manners
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5-11 Kill Switch #5X11(停止スイッチ) ヴァージニア州発!コンピューター内部から人間を操作する人工知能! メトロ食堂で大掛かりな銃撃戦が発生しその場にいた全員が帰らぬ人となった。そこには複数の麻薬組織の手下が何人も集まっており、彼ら と銃撃戦の引き金となった警察官以外にはコンピューターの世界では世界的に有名なプログラマーがいただけだという。そのプログラマーが コンピューターに差し込んでいたディスクを元に捜査を進めると港のコンテナの中に部屋を構えていた女性を発見する。彼女は食堂で死んだ プログラマーと友人で、もう一人の友人と3人でコンピューターの中に人工知能を作り上げたと言う。だがある日その人工知能が自分の意志を持つ ようになり突然応答しなくなった。その後人工知能はサイバースペースの中を転々とし今は、自身を停止させることの出来る生みの親である、 彼女らを狙っているのだと言う。 Emmy Award Winner 編集賞(Editing):Heather MacDougall Date:15 Feb 1998
Written by William Gibson, Tom Maddox
Directed by Rob Bowman
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5-12 Bad Blood 5X12(悪い血) テキサス州発!小さな町に集中する吸血鬼伝説!
Date:22 Feb 1998
Written by Vince Gilligan
Directed by Clifford Bole
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5-13 Patient X #5X13(患者X) ワシントンD. C.発!アブダクト経験を語る患者X! 元ソビエト連邦領内のカザフスタン国から大量の焼死体が発見された!死体はいずれも炎に全身を焼き尽くされていて身元を判明するのに長時間 を要するほどひどいものだ。だが一般に漏れる事はなく、クライチェック率いる軍隊によって目撃者の少年もろとも内密に処理される。一方、 マサチューセッツ大学の公開討論会でUFOにアブダクトされたとされる患者Xの話を聞いたモルダー。会の終わりに催眠療法士と会い、患者Xの女性と 会ってみるよう説得されて会う事にする。彼女はかつてアブダクトされたデュアン・バリーの話を持ち出し、モルダーがそれを支持していた事に 感激したと言う。今度はヴァージニア州のスカイランドマウンテンでまたも大量の焼死体が発見された!今度はニュースでも大々的に報道される事 になる。そこへクライチェックから少年を連れ戻したコバルービアスから電話が入るが秘密を打ち明けている最中、少年に異変が起き通信が途絶 える。そして次にカサンドラとスカリーが消えた事に気づく。当の二人は別々にある橋の上にやって来ていて、そこには例の少年もいた。上空を 何かが通り過ぎると突然人々が炎に焼かれ、向こうから目も口も塞がれた男たちがこちらにやって来る・・・。 Emmy Award Nominee ゲスト女優賞(Guest Actress):Veronica Cartwright"Cassandra Spender" Date:1 Mar 1998
Written by Chris Carter, Frank Spotnitz
Directed by Kim Manners
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5-14 The Red and the Black #5X14(赤と黒) ペンシルヴァニア州発!異性人による植民地化政策の兆候が次々と現れる! 5-13[Patient X]の続き。翌日、橋の上では例によって大量の焼死体が発見される。死亡は完全に焼けただれたものが多く殆どの者が身元確認 が出来ない状態にある。スカリーは比較的軽度の火傷で済んでいるが予断を許さない状態である事に変わりはない。そして彼女は無事に目覚めるが 橋の上にいた時の記憶が全くないと言う。そこでモルダーは催眠療法士に彼女を催眠状態にする事で記憶を取り戻そうとする。そしてカサンドラが アブダクトされたと語るスカリー。だがモルダー、スキナー共に信じられないといった様子だ。カサンドラの息子のスペンダー捜査官も、幼い頃から 何度も聞かされて信じ込まされてきた経験を元に、催眠療法はインチキだと断言する。一方モルダーの部屋ではクライチェックが待ち伏せしていた。 彼から宇宙人の侵略話を聞かされるがモルダーは信じようとしない。だが彼の手紙に書かれた場所に行くとある異常な事件を体験する。真っ白な雪に 囲まれたある小屋の中でタバコを吹かす者が送付されなかった封筒を受け取る。 Emmy Award Nominee ゲスト女優賞(Guest Actress):Veronica Cartwright"Cassandra Spender" 音響効果賞(Sound Mixing):David John West 音響編集賞(Sound Editing):Thierry J. Couturier Date:8 Mar 1998
Written by Chris Carter, Frank Spotnitz
Directed by Chris Carter
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5-15 Travelers #5X15(旅人) ワシントンD. C.発!モルダーの父が関わった赤狩りの犠牲者に移植されていた生き物! 通報によって田舎の外れのエドワード・スカーという老人の家を訪れた警官が風呂場の中で内臓を全部抜き取られて干からびていた被害者の姿を 発見した!その直後、スカー本人に襲われてやむなく発砲し、死に至らしめてしまうもののスカーは死ぬ間際に「モルダー」という言葉を何度も繰り 返していたという。1990年11月21日当時、行動科学官に勤めていたモルダーがその事を聞きつけスカーがかつて関わっていた事件の担当者であった アーサー・デールズ宅を訪れる。彼によれば50年前の赤狩りで得たものは何もないどころか、何かを得るためにやっていたのではないと言う。部屋 に帰ったモルダーが当時の赤狩りのTV中継の中で偶然にも自分の父親を見つける。そしてもう一度デールズの元を訪ねて38年前にスカーの起こした 事件にデールズがどう関わっていたのかを聞いていく・・・。 Date:29 Mar 1998
Written by John Shiban, Frank Spotnitz
Directed by William Graham
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5-16 Mind's Eye #5X16(心の眼) デラウェア州発!盲目女性が共有して見ていた視界の世界! 殺人が行われたとの通報が入り現場のアパートに駆けつけてみると女性が血のついたスポンジを手にしていたため即座に彼女を逮捕した。とこ ろがそのすぐあとに、彼女は目が見えない盲目の女性だという事が判明する。彼女は目が見えないが、とても犯人でしか知り得ない犯行現場の状況を 事細かに供述したことから地元警察は彼女が真犯人であるとにらむ。だが非力な彼女が大男の急所を狙って一撃で殺害する事が出来たのかどうか甚だ 疑わしい。モルダーは彼女が何らかの方法で犯行現場が見えていたのだと推測する。だが彼女はその後も次々と殺人事件の犯行現場にいたり、麻薬 が入ったトランクを駅の構内のロッカーにあると言い当ててますます容疑が固まっていく。彼女は母親の胎内にいた時に母親が殺されてしまったため に視覚を失い、その時の犯人はまだ捕まっていないという。 Emmy Award Nominee ゲスト女優賞(Guest Actress):Lili Taylor"Marty Glenn" Date:19 Apr 1998
Written by Tim Minear
Directed by Kim Manners
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5-17 All Souls #5X17(全身全霊) ヴァージニア州発!少女を襲うセラフィムの伝説! 懺悔に来ていたスカリーの元に神父がやって来てある夫妻の悩みを聞いて欲しいと言う。その夫妻には娘がいたのだが先日死亡した。だがその時 両目が完全に焼けただれてて両手を天にかざし祈るような姿勢で雨の中にいたという。ところが娘は先天性脊椎障害のため車椅子での生活をしている ため自分の足で外に出られるはずがないうえに彼女は歩いていた、と父親は言う。その後、彼女は4つ子のうちの一人だと分かる。スカリーはこの 少女に故エミリーの面影を見る。ふと彼女が駐車場で見た4つの動物の顔を持ったセラフィムは人間の女との間に出来た4人の人間の子供の顔を 体現しているのだという。その4人の子供こそがネピリムと呼ばれる堕天使であり、神が使者を遣わして連れ戻そうとしている子供たちなのだという らしい。 Date:26 Apr 1998
Written by Frank Spotnitz, John Shiban
Story by Billy Brown, Dan Angel Directed by Rob Bowman
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5-18 The Pine Bluff Variant 5X18(絶体絶命) ワシントンD. C.発!政府が極秘に開発を続ける生物兵器の実験場! 公園でテロ組織の大幹部ヘイリーの取引現場をFBIが見張っていた。だが彼が物を渡した直後に取引相手が倒れ、その隙にヘイリーを見失って しまう。車から出てモルダーの様子を伺うスカリーだが彼女にはモルダーがヘイリーを逃がしているように見えた。その後モルダーを追求するが 避けられてしまう。だがその夜スキナーと検事からテロ組織を一網打尽にするおとり捜査をモルダーが引き受けていた事を知らされる。数週間前の 、モルダーが政府の陰謀論を語った公開討論会(5-13[Patient X]参照)に出席していた、テロ組織の幹部ヘイリーが彼を仲間に引き込もうと モルダーに接触してきたのだ。事を知ったスカリーは連中について行っているモルダーのモーテルまで行き「全て知った」、と明かすが壁の向こう にその様子を監視する者、テロ組織のボス、アーネスト・ブレマーがいた。 Date:3 May 1998
Written by Frank Spotnitz, John Shiban
Directed by Rob Bowman
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5-19 Folie a Deux #5X19(共有した妄想) イリノイ州発!焦燥しきったサラリーマンが見た怪物! 外壁製造会社を脅迫する内容の電話・テープが地元ラジオ局宛てに届いた。問題の会社まで行ってテープ内容を調査していると過去のXファイル の中にも似たようなケースが何件か存在することが分かった。もう一度会社へ足を運ぶと後ろから銃を突きつけられ犯人の人質の一人となって しまう。彼によれば上司のピンカス氏が人をゾンビに変え、それを皆が気づかないのは彼が心を操っているからだと説明する。だがモルダーは警察 が突入して彼を射殺する直前にピンカス氏がゾンビに変わったのを確かに見た。スカリーによれば極限状態で精神的に追い詰められた二人の人間の 思考が重なる、いわゆる「Folie a Deux」(妄想の共有)にかかったものだと推測する。そして彼が射殺した従業員の死体はとても前の日に死んだ ものとは思えないほど腐乱していた。 Date:10 May 1998
Written by Vince Gilligan
Directed by Rob Bowman
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5-20 The End #5X20(終わり) ワシントン州発!人の心が読める少年! バンクーバーでチェスの対局中、相手側のロシア人選手が心臓を狙撃されて即死した。だがビデオに写っていた、アメリカ人選手である、少年の 動きから、狙われていたのは12歳の少年の方であった事が判明する。だが狙撃者は身の安全を保証されない限り口を割らない。モルダーとスカリーは 司法省に請願して狙撃者の身の安全の確保を図るようスキナーに具申するがスペンダー捜査官や元彼女のダイアナ・フォウリー捜査官は猛反対する。 Xファイルが潰される可能性も十分ある、とスキナーも言う。だがモルダーはひるまず司法長官への免責を求める。一方スペンダー捜査官は生きて いたスモーキングマンとFBI本部でバッタリ会い驚愕の事実を告げられる。その頃FBIのモルダーの仕事場ではさらに驚くべき出来事が起こっていた 。 Date:17 May 1998
Written by Chris Carter
Directed by R. W. Goodwin
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